「消極的承認欲求」のメカニズム、および解消

ここでは私自身がもっていた承認欲求のメカニズム、および解消についてまとめている。

便宜上、消極的承認欲求とここでは呼称する。

検証元は前述通り私自身。学術的なものではなく、他人の承認欲求について検証をしたわけでもない(他者のものは印象論の域をでないので十分な研究材料になりえるかは微妙だが)ため、自己研究となるので注意されたし。

私自身のうつ病の根幹原因であり、このブログに存在する「うつ病治療」の記事は、これに関連する記事である。

 

概要

消極的承認欲求とは、他者に自分を認められることで”のみ”自らを肯定しようとする欲求のこと。

積極的に褒められようとするのではなく、不安だから褒められようとする消極的欲求のため、このような名前をつけた。

認められているとき以外は、常に漠然とした自己否定感を感じている。

他者に承認されると肯定感(安心感)を、否定される、もしくは認知されないなどの状態では自己否定感(不安感)を感じるように自らを教育した認知特性である。

根本は賞罰教育思想。脅迫的な心の従属を強いる教育によるもの。

他者からの鞭を自らの行動トリガーとしている。

他者からアメをもらうことを報酬とし、それが手に入るまで自分を犠牲にしてでも行動し続ける。

欲求の構成

基本

以下の認知と感覚の組み合わせを基本構成としている

他者に対する恐怖と従属の義務感

      • 「しなければならない」という認知、感覚を常にもっている。
        他者から課題を与えられることに対して常に「構えている」
      • 「したいこと」に対する感覚は希薄。したいことをしようとすると罪の意識を感じ、「他人がこれを見たらどう思うか」と、他者の課題に無意識のうちにすり替えを行う。

消極的責任感

・「〇〇しなきゃいけない」という、脅迫観念を伴う責任の認知
・非常に強い感覚を伴っており、少しでも責任が果たせそうにないと、強烈な不安感と恐怖で押しつぶされそうになる。
・責任に対して恐怖を抱いている。責任からできる限り離れたがる。

 

賞罰教育による「アメと鞭」に特化した自分の認知

      • 他者の課題を満たせば必ず報酬が約束されているという認知、感覚を持っている。
      • 常に他者のいうことに振り回される。誰かがダメだといえばダメだと思い、いいと言えばいいと思い込む。
      • 「他者=神」のような認知特性
        • 自分よりも他者が正しいと思い込んでいる。
        • 他者に逆らえない
        • 周りに自らの行動トリガーを握られている。
          • 世論に自らの行動を大きく左右される。自分がしたいことよりも世の中が望むことや、世の中で不通とされていることに身を寄せてしまう

受動的感覚による不安感が欲求のトリガー

 

プロセス

  • 概要
    以下のプロセスをたどる
  •  ①自分を粗探しする
  •  ②自己否定感を感じる
  •  ③自己否定感を解消するために行動する
  •  ④他者から承認をうける
  •  ⑤
  • 詳細
    ①自分の粗探しをする。
    自分が”悪い”ところをまず探す。そのため常にソワソワしており、落ち着きがない。

具体的には、”外と違う自分になっていないか” “他人に嫌われていないか”
“普通じゃないことをしているのではないか” “否定されそうなことをしているのではないか” など

②自己否定感を感じる
①の理由を使って自己否定感を感じる。状況にとって感覚の強さは異なるが、最も強く感じるのは「嫌われることに関する心配事」に対するものである

③自己否定感を解消するために行動する
②で感じている自己否定感をトリガーとし、それを解消するために行動を開始

・常識に従う、普通になろうとする

・相手の求めている誰かになろうとする

・相手の都合を満たそうとする
・他人に好かれようとする
・叱られないようにする

④承認をうける

③を他人に認めてもらう。

あるい大多数が信じる”外の何か”と同じになることで間接的に承認を受ける
・許してもらう
・褒めてもらう
・普通になる
・その場の空気に溶け込む

④自己否定から自身を解放する

④を受けて自らを自己否定感から解放し、「安心感」を感じる※
失敗した場合は③を続行するか②に戻る。

※これを「快感」であると認知している。
実際には強烈な不安感から自分を解放した「安心感」を快感だと認知している。

安心感は本来常に感じられるものだが、それを快感であると思い込んでいる。
他者の都合を満たしたときの報酬感覚として認知しているため、常に感じられるものではない、勝手に感じてはいけないと思い込んでいる。
ゆえに、常に漠然とした不安感を感じている感覚が日常になっており、自分の中で普通であると思い込んでいる。

その他の特徴
共感
常に受動的に共感する。
「されたこと」に対する共感を行う。「いじめられた」「否定された」「好かれた」「嫌われた」といった形で共感し、
「すること」に対する共感が希薄。
「すること」に関しては歪んだ嫉妬心をもっており、他者の「すること」が自分の「されたいこと」に合致しているかどうかを常に検問して
それに合わなければ悪態や拒否反応を示し、合う事をした人に対しては依存するレベルでぞっこんとなる。

 

 

対処療法

開き直る

態度を演じることを強制されているという思い込みを捨てる。

そのうえで、反省している態度を作り出している自分の使い方をすてる。

「開き直る」というのが感覚に最も近い。悪いことや間違ったことをしたとしても、上っ面の行動だけを変えるまでにとどめ、自身の肯定感や、心の在り方など、内面に関しては一切変える気はないという意思をつらぬく。

消極的責任感の放棄

破滅的な感覚の使い方であることを知る。捨てることに納得して捨てる。

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