うつ病を治すためにやったこと③:自分をさらけ出せる手段をみつける





私の”表現”の方向には問題があった

以前の記事でも少し書いているのですが、うつ病だったころの私の行動は全て他人の目を気にしたものでした。あらゆる自分の行動の、誰かの目に映った時の自分の姿をイメージしてしまうために、まるで監視されているかのような錯覚を覚え、何もすることができなくなってしまっていました。うつ病になると、“何もする気がおきない”という症状が現れるといいます。私もその例にもれませんでしたが、私にとってその“何もする気がおきない”というのは“何もしてはいけない気がする”といった方が適切だったのかもしれません。

人間の行動は一つの表現でもあります。以前の私にとって表現をするということは全て他人から得られる評価を上げるためのものだった。その”表現する目的”が良くなかった。誰かに認められるかどうかという枠でしか行動できなかった。表現というのはもっと自由で、のびのびとしているべきだった。まず私はその表現を、自分の中で完結し自己満足できるように変えていきました。

絵を描くことを始めた

これは今描き途中の絵です。

元々子供のころ、絵を描くことは好きでよく描いていました。成長するにつれて全く描かなくなり、大人になった頃には何が楽しいのかと思うくらいにまで遠い存在になっていました。さらに当時の私は、絵を描く趣味に対してあまりいいイメージをもっていませんでした。”絵”と言えば”萌え絵”というイメージが強く、オタク趣味だ、気持ちが悪いと軽蔑していたのです。そしてそれはやはり他人の目を気にしていることからくるもので、オタク趣味が市民権を得ないものだったからそう思っていたのだと思います。そもそもオタク趣味そのものが下だとか上だとかいうのは、大多数の人達がそれを支持しているかどうかという違いでしかなく、自分の意志とは無関係であるはず。自分の視野が狭かったことも一つの要因でした。絵を描く人にとっては当たり前の話かもしれませんが、絵は”萌え絵”に限らず、例えば、美術の教科書を手に取ってみると本当にいろんな絵があることがわかります。描く人によって描かれている絵の内容もバラバラで、絵を描くという行為は自分の内面を表現することができる一つの手段なんだと私は思いました。

私は女性が好きです。特に白人女性が好き。どういうところが好きなのかというと、強いコントラストに溢れたメリハリのある顔立ち、造形。それを際立たせるような透き通るような白い肌、様々な色彩をもつ吸い込まれるような瞳の色、顔や体のなめらかでしなやかな曲線美…。それらをまじまじと眺めていると、それを絵に描かずにはいられないのです。その気持ちを絵に表現すること。彼女たちのありのままを描き写そうとすることが今の私の表現の一つです。今こうしてかいている文章もまたそのうちの一つですね。こういう意識が芽生えたのは他人の目を気にしなくなったからだと思います。以前の私なら絵を描いてもなんの得にもならないと切り捨てていたでしょうし、ブログで自分のありのままを書くなどということは恥ずかしくてできなかったに違いない。自分に正直な気持ちをだれかに伝えるという行為が恐ろしくて仕方がなかったし、否定されるのがこわかったから。でもそれは私の歪んだ認識が生んだ虚像にすぎなかったのです。他人の目を気にせず、自分が表現したいことをさらけだしていく。それを続けていくうちに、少しずつそれに対する恐怖は和らいでいきました。

表現する手段は何でもいい

今の私にっては女性の絵を描くことやブログを書くことがその手段ですが、それらに限らなくともいろんな手段があると思います。歌を歌う、スポーツで体を動かす。きっとそれは人によって様々です。私は子供のころから一人でいることが多く、その原因は私の人間関係の構築によるものが大きかったと思いますが、一人でいること自体にそれほど苦を感じることは少なく、むしろ楽しんでいることの方が多かった。そんな私にとっては一人でできる何か、その内の一つである絵を描くということがあっていたのかもしれません。自分の100%を表現することが幸福の道の一つだと今は思います

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元うつ病患者 (闘病歴10年)

約10年間のうつ病の体験と、独学で立ち直ったことや、実施した治療法について書いています。一人でも誰かの役に立つ情報になりますように… その他にも遊んだゲームの情報、世の中のおかしいと思うことなどについて考えたことを色々まとめています。

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