「与える側」とは一体なんだろう?






2020年04月25日~:
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心理的な問題

与える側の本質は物質的な贈与の与える側などを指すよりは、もっと根本的な、人の心の動きのことだと思います。雇用主か被雇用者かのような話ではなくて、日常的な心の置き方、生き方がどのような形になっているのか、日常的なあらゆる行動動機がどういうものなのかということになります。

「体を鍛える」を例に考えてみます

体を鍛えたい。このような目標、目的があったとしましょう。ではなぜ体を鍛えたいのか?その目的がどのようなものであるかによって、与える側なのか、与えられる側なのかがすぐにわかります。例えばその目的が「モてたい」、「かっこいい男に観られたい」だった場合。自分が気持ち良くなるためという発想ですね。この場合は与えられる側になります。与えられる側は基本的に自分にとって得する事、利己的な動機に直結する傾向が強いです。対して、与える側というのは例えば、スポーツ選手だったら「チームに貢献して試合に勝利するため」など。「体を鍛えることの素晴らしさを誰かに伝えたい」など、誰かに何かを与えたいという発想を動機とします。

私自身日課でマラソンと筋トレを日常的にやっていますが、今の私の目的は運動によって精神力は鍛えられるのかという実験と、毎日必死に町内でマラソンをすることによって、誰かにとってなんらかのプラスになることを与えられれば、と思いながら続けています。後者のマラソン云々は、私のちっぽけな想像ですが、「がんばってる自分」を通りすがりの誰かに見てもらう事とかです。別に私がモデルみたいにかっこいい人間だとかそういうことではないですよ。少し話はかわりますが、私は「がんばってる人」を見るのが好きなんですよ。がんばってる人を見ると自分もがんばろう!と勇気をもらえるんですよね。だから自分も、がんばって何かに打ち込んでる自分を誰かに見てもらうことによって、そういう何かを誰かに与えられれば、と日々続けています。誰かが少しでも気分よくなってくれるなら、それだけで十分なんですよ。

与える側の方がモチベーションはずっと継続する

与えられる側の目的は何かと目先の利益を追ってしまうものになってしまう傾向があります。例えば前述の「体を鍛えることによってモてたい」という目的は大抵の場合は長続きしません。なんせ理想的な肉体を手に入れるには時間も労力も相当かかります。自分だけが気持ちよくなるために、そんな大きなコストをかけることはできません。きっとかっこいい髪型にするとか、服を買うとか、もっと簡単にできる方法で目的を達成しようとするでしょう。

しかし与える側はその辺りの意識がまるで違います。与える側は自分の行動を「役割」として捉えます。自分がこの社会で生きていて、その社会に対して自分は何を与えられるのか。もしその役割の一つが体を鍛えることであれば、その人はただひたすら自分の大儀のために行動をし続けます。与える側と与えられる側では考えている次元そのものが違うわけです。

与える側は「自由」である

与える側も、与えられる側にも共通しているのが、自分と社会、他者になんらかの関わりをもとうとしていることです。しかし与えられる側は世論や流行、他者の意志によって自分の行動を変えてしまいがちで、自分を見失ってしまう可能性が高いです。しかし、与える側は自分の行動の指針が自分にあるので、ぶれずに自分の意志で自発的な行動ができます。芯のある人間がどちらかといえば確実に後者でしょう。

「やりたいことを見つけよう」と言葉がありますが、私はこれを「社会における自分の役割を見つけよう」ということだと思っています。できるできないではありません。自分は何をして社会に貢献したいのか。これがこの言葉の意味の本質だと思います。



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Name : Elepan

元うつ病患者 (闘病歴10年)

約10年間のうつ病の体験と、独学で立ち直ったことや、実施した治療法について書いています。一人でも誰かの役に立つ情報になりますように… その他にも遊んだゲームの情報、世の中のおかしいと思うことなどについて考えたことを色々まとめています。

 

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