[再編集]ADHDを障害扱いするの、やめない?





※ 読み返してみるとひどい内容だったので書き直しました。過去に読んでいただいた方には本当に申し訳ありませんでした。

先に申し上げておくと、私はADHDではありません。より正確に言えば、ADHDかどうかの診察を受けたことはないが、日常生活や社会生活を営む中で特にそれらしい問題を感じたことは無い、というものです。

この記事を書こうと思ったのは、先日、MBTIの診断を受けて結果がENTPであり、ENTPはADHDの傾向があるという話を聞いたことがきっかけでした。

ADHDの症状をざっと調べて最初に感じたのは違和感でした。障害と明確にカテゴライズされているのに、医学的根拠ははっきりしておらず、障害として扱うかどうかについては今だ論争中のようで、「障害だ派」と「個性だ派」に別れているようでした。

確かにADHDの特徴を見てみると、一般的な人とは確かに違う部分で仕事とかの社会生活の中で問題になりそうだったりつらい経験をするだろうなと思う部分はあるものの、ケアレスミスが多いとか、自分が置いたものがどこだったかをすぐに忘れてしまうという傾向があるという話も、そんなに珍しい話ではないのではないかと思ったんですよね。ちなみに自分もよくアレどこにおいたっけ、とか、誤字脱字が良く見つかったりしますが、それほど問題になっていません。

でもそれは私の場合、別の形で仕事に貢献できているからだと思うのですよ。細かい作業は苦手でも物事の本質を見抜く直観力と分析力を買われることは多くて、職場を転々としましたけど、その性質は常に重宝したりされたりしていましたし、今もそれは変わりません。

別に私が特別な人間であるとかそういうことではありません。いたってその辺りによくいる人間の一人です。

思うに、ADHDで悩みを抱えている人というのは、環境の問題というか、自分の得意な事を活かせる仕事をしていないという側面があるような気がするんですよね。

自分にできることは何か?

人間には得意不得意があります。例えば私は、細かい作業が苦手、というか全く興味がもてず、例えば文章の校正とかやらされたら3日ともたないでしょう。

多分内容もボロボロで、お前全然直ってねーじゃねーかよ!と叱責を飛ばされる姿は簡単に想像できます。

後細かい気配りとか、形式的な対応とかも苦手です。部下の態度とかほとんど気にしませんし(結果が出てればその他のことはどうでもいいので)、電話対応とかカチカチにきまった形の対応を強制されると頭が混乱してしまったりすることもありましたね。

新卒のころ、社内で書かされた日報に「お前誤字脱字多すぎどうなってんの」と上司から何回もクレームを食らったことがありました。今ではコピペや、チェックリストを作ったりして工夫するようになって少なくなりましたけどね。(これが死ぬほどつまらんのですが

一方で私は問題解決の方法を考えることや、相手の話の内容から、本質的な要望を直感的に把握したりとか、ある対象に対しての本質理解なんかは得意で、例えば人が数年かけて理解する業務システムを数ヶ月程度で理解できたりしました。

なので、設計書作成とかブログラミングとか、顧客のご用件聞きとか、議論の場とか、文章の誤字などのケアレスミスが問題化しない仕事なんかは、まったくこの欠点が問題にならないのですよ。お局みたいな人がいるとめんどくさいですが、システム開発や議論は合理性が重視されるので、ほとんど問題になりません。

今ではチーフなんていうクソめんどくさい役割を担うようになってしまいましたがまぁなんとかやっています。しかしこれも、自分の得意分野を広げて、それを活かせるように動いた結果です。

おそらくなのですが、ADHDで悩みを抱える人の中には、自分のできることについてあまりしっかり考えたことがない、なんてことがあるんじゃないでしょうか。

なんせADHDは“障害”なんて言葉でよばれていますから、「自分はダメなやつなんだ」と自らレッテルを張って自己否定に走る理由になりうるものとしては十分すぎるものだと思います。そうなったら、自分のいいところなんて、見る気にもなれないんじゃないでしょうか。

だから一度、ADHDという障害を忘れて、自分が得意とすることはなんなのかについて純粋に考えてみると、そこに問題解決の糸口があるのかもしれません。

相手に自分のことを知ってもらう努力はしている?

ADHDであることは変えようがないものとして割り切ったとしても、であれば自分のことを知ってもらうためにこちらから行動を起こす必要はあると思います。

要は受身はダメなんですよ。「自分がADHDだから○○できないのは当たり前、相手はそんな自分のことをわかっているべきだ」なんて言うのは通らないと思います。

相手から与えられることばかり期待していては良い関係は維持できません。人間関係の基本はgive and takeです。だからADHDの特徴をもっているにせよ、ないにせよ、自分ができないこととできること、あるいは障害のせいで、永久的にできないことがあるなら、それについて自分の口で説明する必要はあると思います。

そうしなければ相手だってどうしたらいいかわからないですから。ただこちらの要求を通すだけの”take and take”の関係はいずれ破綻してしまいます。

自分の欠点を無条件に相手に認めてもらおうというのは現実的に通すのは難しいし、ましてや会社という、お金を稼ぐためにある組織の中において、そのような主張は通らないと思うのですよ。仲良しこよしするために会社に来ているわけではないですから。

人は人の都合で生きているわけですから、なんでもかんでも自分の都合に合わせて相手が動いてくれると思うのは危険ですし、そんなことをしても自分以外だれも幸せになりません。

だから障害とかそれ以前に、まずは自分のことをよく知るべきだと思うのです。自己分析するのです。自分には今なにができるのか。何で貢献できるのかを明確にし、自分の役割を相手に提示、提案していくことが大事なことだと思います。

説明するときは自分の言葉で説明できたほうが信頼してもらいやすいと思います。私はADHDだから○○できないという説明だと、それを聞いた側は「言い訳か」と、とるかもしれません。というのも、ADHDの特徴っていろんなところで解説されているみたいですから、それをそのまま伝えても、まるでテンプレを言い訳に使っているようにも見えるんですよね。説得力に欠けるんです。

それを自分の言葉で説明できれば、相手も「じゃぁしょうがないな」と考えを改めてくれるかもしれません。

なんらかの障害や病を抱えている人と、そうでない人の間ではそれらの問題に関する共感できるポイントがほとんどないのですよ。うつ病について共感できるのはうつ病を患った人間だけであることと同じように、もし相手に自分の気持ちや抱えている問題を伝えようと思ったら、相手にわかるように説明する義務があなたにあるわけです。

「私は○○が苦手です。色々とこんな改善案や、対策を講じてみたんですけど結局治りませんでした。申し訳ないのですがそれは私にはできません。でも○○だったら得意ですのでまかせてください!」みたいな感じで。

それで取り合ってくれなかったら配置転換とか、上司を変えてもらうように部長とかに相談するなりとにかく自分で行動しましょう。最悪会社をやめることになってもそれはそれで単に合わなかったというだけのことです。実際私自身会社風土的な仕事のやり方が合わなくて退職を何回かしていますから、別に大したことじゃないことは良く知っています。

それについて悩む必要はありません。自分に合う職場をみつければいいだけなんですから。

自己分析って大事

ホント大事なんですよ。自分が何者なのかを知ることは、今後の自分の人生を考える上でも非常に重要です。自分を知ると、今までそれが単に思い込みであったことに気づいたり、自分の隠れた資質に気づいたりするきっかけにもなります。

ADHDとか、うつ病もそうなんですが、精神性の病とか障害って改善が難しいので、それを言い訳にしてただ自分の欠点を認めてほしいっていう楽な方向に気持ちがいきがちです。でもそれは他者承認に頼って生きるということですから、ずっと誰かの奴隷をやらなければならないということになります。

多分そういう人生はつらいですし、いずれ限界はきます。楽そうに見えても実際には自分をじわじわと追いつめる危険な考え方なんですよ。性格は歪んでいくし、自分の周りからどんどん人が逃げて行ってしまうような考え方なんですから。

自分の人生は自分が管理するものです。自己マネージメントができるようになれば、自分を軸にして力強く生きていくことが出来ると思いますよ。

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Name : Elepan

元うつ病患者 (闘病歴10年)

約10年間のうつ病の体験と、独学で立ち直ったことや、実施した治療法について書いています。一人でも誰かの役に立つ情報になりますように… その他にも遊んだゲームの情報、世の中のおかしいと思うことなどについて考えたことを色々まとめています。

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