哲学:自分の不幸は自分自身が作り出したものである





結論から言いますと、自分を幸せか不幸かを感じているのは、全て単なる思い込みにすぎません。

どのような条件が達成されれば不幸で、幸福なのか、それを自分で定義しているだけなんです。

つまり自分の不幸とは自分自身が作り出しているものなのです。ある事象を”不幸である”と捉え、それを自分に信じ込ませているにすぎないということなのですね。

思い込みが不幸を作る

例えば「私は友達がいなくて不幸である」という考え方。この不幸の定義はどこから来るのでしょうか。

それは人にとって様々なのですが、大抵の場合は誰かが言っていたことから来ているものです。自分が定義したものであることは非常にまれです。

「友達がいないなんてかわいそう」

「ボッチは最悪」

「一人はさみしい」

「孤独は悪」

一度考えてみてください。いや、思い出してくださいといったほうがいいかもしれませんね。「私は友達がいなくて不幸である」という定義は、自分が考えたものだったでしょうか?

恐らく違うと思います。例えば、「友達100人できるかな」という歌を聞いていたら、誰かが友達がいないなんてかわいそう~だなんて行っていて、それを真に受けたりなどしていたのではないでしょうか。

あるいは回りの人が一人ぼっちの人を馬鹿にしているのをみて「一人ぼっちはいけないことなんだ」と考えてしまっていたのではないでしょうか。

誰かに言われたことを疑わず、そのままそれを「いけないことだ」と受け入れてしまっていて、それを絶対的なことであると強く認識してしまっているために、それを満たすことのできない自分にコンプレックスを感じているというわけですね。

例に戻ると、「友達がいないこと」という状態そのものは別に良いものでも、悪いものでもどちらでもないのです。それに良し悪しをつけているのは他でもない自分であって、それを言っていた誰かではないのです。

ある事象について自分がそれを「悪し」として認識し、結果として、「友達がいないこと」=「悪いこと」なのだと受け入れてしまっているだけにすぎないのです。


強烈な完璧主義が不幸を作る

不幸な人の大半は「自分の人生はこうなってなければならない」という強い思い込みをしていることが多いです。

これは完璧主義的な考え方で、0か1か白黒つけようと非常にこだわりを持った思考を持っているということになります。

しかし実際の所、現実の世界で起こっていることはグレーであることが多いわけです。

例えば誰かに何かをお願いしても、完全に自分の想定した形で達成されることはほとんどありません。

いくら相手に尽くしたとしても、自分がその代りに欲しがった見返りが100%の形で得られることはほとんどありません。むしろ、まったく何も得られないなんてこともよくあります。

感覚的には大体6割くらいが相場といったところでしょうか。ある理想に対しての実際の達成度というのはいつも想定よりもだいぶ低い形で得られるものです。

この世は物理法則という完璧で安定したものを除いて、人間の想定したことや期待していたことに対してはいつも不安定で違う結果を返す世界なのですよ。

あることに対する期待感はずっと軽い感覚でいたほうがちょうど良い距離感なのですね。平たく言えば「期待しない」ことがちょうど良いのです。

この世は全て”ニュートラル”である

この世の全てのありとあらゆる物事には、本質的な良い、悪いというカルマはありません。全ては中立的であり、“ただそうあるだけ”、単なる事象なのです。

この世の真実は物理法則と自分の意識という存在だけです。他者の意識は自分では見ることができませんから存在することを証明できませんし、自分以外の人間がきめた価値観や宗教観は全て誰かの都合によるもので、それを守らなければならないということではないのです。

哲学:人は他者を批判する時、実際には自分自身を批判している

だから自分自身がするべきなのは、自分を幸せにするためにはどんな考え方をすればいいのかを考えて、取り入れるべき考え方や価値観を決めて学び、自分の世界を作っていくことなんですよね。自分を不幸にしてしまうような価値観や考え方は自分の世界に毒を持ち込むような行為なので、ただ捨ててしまえばいいのですよ。

心を軽くしましょう。心だって食べ過ぎれば太ります。心のダイエットをして、身も心も健康でいることを心がけることでそれが幸せへとつながっていくのです。

哲学:現代社会の「うつ」の根源にある「余剰過剰な偶像崇拝」

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