「嫌われたくない」は”歪んだ完璧主義者”の証拠だよ





本人はそういう意識はないかも知れないけど、人に嫌われるのが怖かったり、それをどうしても避けたいと感じているのなら、

それは自身が歪んだ完璧主義的意識をもってしまっている証拠なんですね。

人は嫌われたり好かれたりする生き物

人は現実的には嫌われたり好かれたりを繰り返しています。どんなに好かれている人でも、誰かには嫌われているものです。

例えば自分が話したことや表現したことについて自分の理想とする100%の賛同というのは大抵は得られないモノです。皆表には出さないかも知れませんが10人いたら少なく見ても 1、2人くらいは意を唱えているようなものです。これは好き嫌いにも同じことが言えます。

全員が賛同してくれたとしても、その”程度”はどうでしょう。目を輝かせて、あなたについていきます!と強い意志を伴って賛同する人もいれば、ほとんど無関心でなんとなく賛同しているだけで、数分後には忘れてしまっている程度かも知れません。

世の中にはいろんな人がいます。この“いろんな人がいる”というのが現実世界です。自分のことを嫌いな人しかいないとか、好きな人しかいない世界とかではありません。

自分のことを100%好きな人しかいない世界でも、100%嫌いな人しかいない世界でもないのです。

誰かが自分にとってうれしかったり楽しかったりすることをしたり、話したりすることもあれば、自分にとって不快だったり嫌なことをしてくることもある。

それは人間だったら皆同じなんです。

人間をやっている時点で、人に好かれることも、嫌われることも避けられるものではない。他人の好み、趣向そのものをどうこうしようするのは無理です。

人の感性や趣向性によって、物事の捉え方というものはいくらでも変化するものなのです。そういった不確定な他者の思惑にとらわれ、それをどうこうしようとしたり、それに無理に従おうとする”自分自身”が、今感じている不幸を作り出しているのですよ。



1+1=2ですらも

1+1=2という、今や誰にとっても明確なこの答えでさえ、これに意を唱えた人もいたのですよ。

発明家のトーマスエジソンです。彼は幼少期に教師から粘土を使って1+1=2であることを教えられていた時、

「二つの粘土を混ぜたら1になるのになんで2になるの?」と言って、教師を困らせていたそうです。

本人にとっては純粋な疑問だったんでしょうけど、こういう性格はあまり周りからの受けはよくなかったらしいです。最終的に良好なコミュニケーションをとることができず、小学校をわずか3ヶ月で退学させられてしまいました。

しかし彼にだってヘンリー・フォードという生涯の友人がいましたし、結婚だってしていました。彼のことを嫌いな人もいれば好きな人もいたのです。私自身はこの話を知って彼のことをとても面白い人だなぁと感じました。とてもユニークな考え方や感性を彼はもっていたのかと。彼が生きていないのが残念です。

自分がどんなに良かれと思って発信した何かであっても、誰かにとっては嫌なモノだったり好きなモノだったりする訳ですよ。

身近な友人でさえもその人の全てが好きというわけではないですし、少なからず「こういうところはあまり好きじゃない」と思っていたりするものです。口に出さないのは、そうすると関係が壊れてしまうのがいやだからとか、優しさだったりしますね。これも人によります。

トータルでは好きの方が優勢だから友人として関係をもっているわけですね。

この世は白、黒ではなくて「グレー」

この世の中はこういったグレーな存在でみたされているのです。全てには2面性があってどちらの側面もあると。2と言わず、もっとたくさんの側面があるのかもしれません。

なので人に嫌われたくない、というのは不完全でグレーな人間が到底達成できる目標ではない、完璧主義的な目標なんです。

1か0の1だけを欲しがっているというわけで、現実世界のグレーな性質を無視してしまっているわけです。

毒を食らわば皿まで、1も0も受け入れられている状態が、この世の現実なんですね。

現実という世界に身をゆだねるのです。時に嫌われ、時に人から陰口をたたかれる世界。まずはそれを”ニュートラル”な事象として受け入れましょう。人に嫌われることも好かれることも、全てを一度フラットな事象としてみなすのです。

そうすればそこにプラス、マイナスの要因はなくなって、自己否定する必要もなくなります。



無意識の完璧主義が、自分を不幸にする

嫌われること云々に限らず、精神を病んでしまう人の中には「こうあらねばならない」というような、無意識の完璧主義的意識があるんだと思います。

自分のそういった完璧主義的理想から生み出されたものを外に押し付けようとすればするほど、どんどん現実のグレーな性質から離れていって、結果現実世界に絶望したり、精神を病んでしまったりしているのだと思います。

「これはこうだ」と断定するかのように思考するよりも「こういう側面もある」と余裕をもって物事を捉え考えることができれば、生きるのも非常に楽になりますよ。

またそもそもの話として、実は嫌われれることを悪いことだと考えてしまっていること事態が、実は認知の歪みだったりします。

それは嫌われることを100%ネガティブにとらえている証拠であって、この世のグレーな性質を無視した考え方なのです。

嫌われるのは悪い事?

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