誤解されている”多様性ある社会” – 日本が多様性をもつためにどうすればいいか –






2020年04月25日~:
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多様性社会とは、皆が皆を好きになる世界ではない

多様性を認める社会というと、まるですべての人々にとって都合がいい社会のように聞こえるかもしれません。

すべての人々の価値観、存在、考え方が否定されず、皆が皆を好きになる世界のように感じるかもしれませんが、それは誤りです。

本当の多様性とは、まず前提として、一人一人が自分のことを”自分で”認められる世界です。

つまり自分は自分、自分と他人は違うものでり、考え方も価値観も、目的もすべては他者と自分は別物であるということを認めることができていること、

多数派の意思や外部の価値観の押し付けに屈することもなく、自分を最後まで通すことができる自立性と、そのために行動することができる固い意志をもっていることにあります。

Cyberpunk 2077アカウントのツイートで発生したLGBT炎上から現在のLGBT運動の問題点を考える

自身を肯定するために、自分の価値観を他者に押し付けてはいけない

仮に自分が現行の日本社会の価値観にそぐわない価値観を有しているにしても、

それを誰かに認めてもらいたいからという理由で、社会に他者や社会に多様性を求めるという手段を用いて、自分を認めてもらおうとするのは、逆に多様性の本質に反しています。

他者承認による自己の肯定は、自分の都合を相手に押し付けようとしてきた、今までの画一的な社会を作ってきた日本の古いやり方と相違ありません。

そもそもそれが今日の画一的な日本社会を作っているものの正体です。もし多様性を求めるなら、一人一人が他者承認から脱却し、自分自身を変える以外にはありません。

承認欲求は、なくせる

究極の多様性のある社会においては、各個人が自立性を獲得していることが前提にあるのです。

他者承認を必要とせず、自己肯定において己を確立し、確かな自分の意思で自分の人生を歩んでいける人間性を有する人々が社会を構成している社会こそが、多様性が生まれえるその土壌となりうるわけです。



自分の人生を生きるとは

現行の価値観にただ従って生きるだけでは、それは自分の人生を生きているとは言えず、多様性ある社会からは遠い生き方と言えます。

自分の頭で考え判断し、自身にとって本当に大事なことはなんなのか。自身の哲学を磨き、それを使って“自分の人生”を生きることです。

他者の人生を羨んだり、嫉妬するのは愚かな行為だと言えます。

なぜならそれは、自分の人生を探し出すことから逃げて、他人の持っている借り物の人生を生きようとした結果、それが叶わないことに失望していることから来るためです。

自分と他人は違います。その違いは”優劣”から来ているのではなく、単なる”性質”、”資質”の違いです。

この違いは、例えるなら一種の科学反応のようなものです。入っている物質が違えば、同じものを投与しても結果は同じにはならない。

その人にはその人の資質があり、自分には自分の資質があるというだけの話です。

自分に合うものは自分にしかわかりません。自分で見つけ出すしかないのです。

自分で頭で考えるというのは、そういった他者や社会に翻弄されることのない、確立された自身によって始めて実行できるものです。

そのために自分の存在について哲学し、「自分を知る」必要があるのです。

そうして得た「自分」という存在は、意識的な自身の精神世界において、あらゆる他者とは相いれない存在となります。

自分と相手の間にある正しい心の距離感を取得し、慣れ合うことをやめ、自分だけの人生を生きることができる精神性です。

馴れ合いの世界から遠く離れ、一人自分の世界に立っている自己肯定によってのみ成り立っている世界

他者承認というのは幻想でしかなく、実態のないおぼろげなものです。自分の人生を生きるというのは、その幻想の上に生きるのではなく現実の世界に足をふみしていきていくことを意味しています。

多様性ある社会 = 一人一人が「自分の人生」に目覚めている世界

現行の社会の価値観に振り回されることなく、自己を確立できていること。純粋な自分の目的のために行動し、

その実現のためにただ行動し続けることができる人々が存在する世界こそが多様性ある世界の本質だと私は思っています。

既存の価値観を気にして自身の行動を制限したり、取りやめたりするのは、人目を気にして自身を否定し、人に嫌われないように生きることと同じことだと思います。

そこからはみ出した考えを持つことができず、ずっと過去の負の遺産にすがり続けて、それに屈し続けているわけです。

そうしている限り、それを打ち破るような「新しいもの」は生まれるはずがありません。

新しいことを生み出すにはその前に大抵失敗はつき物です。なのに、「間違えること」「嫌われること」そういった結果を恐れるのはそれに屈していることであり、屈し続ける限りは

その人に本当の自由がやってくることはありません。

そしてそのような人が世の中に多く存在し続ける限り、多様性ある社会はやってきません。それが自分自身であれば、

自分自身が変わらない限り、”自分にとっての多様性ある世界”はやってくることは永遠にありません

自分は承認欲求を捨てられるているかどうか確認してみよう

多様性とは各人の”孤独”より生まれる

多様性ある社会とは個人のさまざまな”自由”が存在している社会であり、自由とは孤独と等価です。

馴れ合いの社会からは永遠に生まれることはありません。

孤独を恐れない誰かの存在が増えれば増えるほど、その一つ一つはユニークとなり、それが多様性を構成する要素だからです。

ここでいう孤独とは物質的な孤独の意味ではなく、精神的な独立性であることを意味しています。

たとえ他者と一緒にいようと、それに振り回されず、常に自己の価値観によって他者と対等に接することができます。

人は仮に誰かと一緒にいたとしても、その本質は常に孤独なのです。そう思わないのは、一緒にいる相手の気持ちをさもわかっているかのように想像して、自分を満たそうとしているだけにすぎず、その本質は認知の歪みでしかありません。

人は他者のことを永遠に理解できません。人間にできるのは共感が限界です。

相手の悲しそう表情をみて、自分も悲しくなったり、楽しそうにしているのをみて、こちらも楽しくなる。それが人間が他者の気持ちを汲み取る本質的な限界。

それを出力している元となる相手の思考は人間には読み取れず、全ては自身の妄想でしかないのです。

その不確かなそれを担保に、例えば自分の価値観を肯定しようとしたりするのは自己肯定ができていない証拠でしかありません。

多様性の本質からも遠い考え方です。そういったものを全く求めない考え方、精神的独立性を有してこそ、それが多様性を形作る要素の一つになりえるのです。



孤独は不幸ではない

孤独をただ不幸だと思うのは、現行社会の価値化にただしたがっているだけであり、自分で考えていない証拠です。

[再編集]孤独な人には孤独な人の幸せがある

孤独だろうとなんだろうと、人は自身の認知の仕方によっていくらでも「幸せ」、「不幸」だと認識できる生き物です。

大事なのは現行社会の価値観にただ従うことではありません。

それらとどう付き合うのか、自分で考えることです。そして自分が何者であるかを知ることです。

そうすることによって、自分にとって孤独とは何なのかを自分の考えで定義できるようになります。そういった自分が定義したものが多様性を構成する要素の本質なのです。

馴れ合いをやめれば多様性が生まれる

日本人の多くは馴れ合いによって人の関係を構築している側面が強く、その本質は幼児的で、自分で自分を肯定できない精神的幼さから来ていると思います。

それをベースとしてさまざまな考え方や価値観、ものが世に溢れているのが日本の現代社会の姿だと思います。

その姿に惑わされることなく自分を確立していくことが今の社会から脱出および、多様性社会への第一歩になると私は思っています。



アドラーの心理学を論理的に実践

アドラー心理学は実践が難しいとされる心理学だといわれています。

管理人が実際にアドラーの教えをもとに実践した内容の記事を残しております。

孤独 認知論
私の「甘え」うつ病治療


私のうつ病の主原因は「甘え」だった。甘美に感じられた「甘え」が私を苦しめていました。

そんな私が自分の甘えから脱し、

精神の安定、自由をつかむためにやったことをまとめています。


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承認欲求を捨てて「自分の人生」を生きよう


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「人は生まれた頃から死ぬ時まで孤独である」

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遊んだゲームのレビュー、攻略情報などなど


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Name : Elepan

元うつ病患者 (闘病歴10年)

約10年間のうつ病の体験と、独学で立ち直ったことや、実施した治療法について書いています。一人でも誰かの役に立つ情報になりますように… その他にも遊んだゲームの情報、世の中のおかしいと思うことなどについて考えたことを色々まとめています。

 

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