進撃の巨人 考察③:旧誓約書と関連が?”進撃”と”女型”の関係とその正体についての考察





“進撃”の正体は「自由を求める」ではないのかも

“進撃”については、「いかなる時代も自由を求めていた」という説が作中ででてきます。

しかしそれは悪魔でそれを継承してきた人達が「自由を求める人達だっただけ」であって、単なる偶然でしかなかったんじゃないかという見方もできるのではないかとも思います。

別に世襲制ではなかったみたいですし、そのときに自由を求める人を選んで継承してきただけなら別に不思議じゃないと思います。

例えば現実世界の話に例えてみると、アメリカが建国以来自由主義を今も貫いているのは、ものすごくざっくり説明するなら建国した頃より人々が今までずっと自由のために戦ってきたからだと思うのですが、

それは人々の意志がそうさせたのであって、アメリカという国がそうさせたわけじゃない。

「鵜が先か卵が先か」という話なわけですが、仮に巨人という存在が単なる“道具”でしかなく、そこに意志のような存在はないのだとすると、

“進撃”の正体について再考してみる必要が出てくるように思います。

そもそも“進撃”という名前を誰が初めにつけたのかという話は出てませんし、記憶を継承するということが物語における一つのキーとなっているようにも見えるので、その起源に迫るのは割と重要なような気がしています。



“進撃”と”女型”の類似点

この二つの巨人はいくつか似ている点があります。17m級で汎用性に優れ、多少の硬質化もできる。本人の力量次第ですが格闘能力にも優れる。

性差的外見的特徴を除けばその本質は両者よく似ております。

エレンの場合、硬質化はヨロイ・ブラウンなる薬を飲んだおかげで身に着けることができましたけど、

ひょっとして汎用巨人だけが他の巨人の力を吸収できる、なんてことはないでしょうか。

アニの硬質化もエレンみたく薬で身に着けたとか。巨人研究がどうとかいっていましたし、エレンとアニの硬質化の形が違うのは、例えばトヨタとホンダみたいに製造元の違い(エルディア/マーレ)から来ていたりするんじゃないでしょうかね。

9つの巨人の中で標準的人型に最も近い体系をしていたのは“進撃”、”女型”、”始祖”の3つ。他は鎧だったり、でかすぎたり小さかったり、馬みたいだったりと少し異形な感じです。

最近でてきた戦鎚なんか口がふさがってますけど食べられるんですかね。口自体も小さいし。

なんだかマスク越しにもの食べるみたいな感じになると思うのですが…キミ、食べる気ある?エヴァンゲリオンみたく口を大きく裂いて、その口の周りの格子毎ブチブチブチィっと避けさせるんでしょうか。女型は進撃からエレンを取り出すとき、口がガバっと裂けるように開けてましたが。

巨人化した中の人によってその姿は変わるという可能性もあるのかなと思ったのですが、顎の巨人の場合で考えてみるとポルコとマルセルは100歩譲って兄弟だからという理由をつけられるとしても、

全く縁もゆかりもないユミルまで似たような小型タイプ(ポルコやマルセルの巨人よりも”貧相”だったのは練度の関係だったのか)なのはそれでは説明がつかないように思います。まぁこの辺は一種の設定ミス感が否めない感じもあるんですけど…

進撃の巨人 考察②:始祖の巨人は中の人の性別によって外見的特徴に性差がでる説

仮にマーレ側の巨人たちの中で女型にだけ吸収能力があったとして、マーレが女型に他巨人の能力を継承させるようなことを強いなかったのは、単に戦力で見た時にユニットが多い方が有利だと踏んだからでしょうし、やる理由がなかっただけでやろうと思えばできたと仮定して、

エレンをアニがさらっていくとき食べなかったのは彼を持ち帰ることで故郷に帰ったときの免罪符としたかったからなんでしょうし、(自分が食べちゃったら戦力にならないし)

“進撃”と”女型”の両者の間にはまだ語られていない重要な関係性が眠っているのかもしれません。



旧誓約書と女型と進撃の間にある共通性

例えば進撃と女型はアダムとイブ的な存在で、この二つの巨人が実は特別な巨人だったりはしないでしょうか。

ユミル・フリッツは大地の悪魔からリンゴを受け取って巨人の力を手にしたというお話がでてきますが、これって旧誓約書の知恵の実のくだりに似ている気がします。

旧誓約書ではイブが蛇にそそのかされて神から本当は食べてはいけないと言われていた善悪の知識の木の実、つまり知恵の実をを食べるように勧められるのですが、

このくだりがユミルフリッツと大地の悪魔の契約のくだりにそっくりです。

仮に彼女が実は女型の巨人だったとして、層考えると進撃の巨人と女型の巨人は、やはりアダムとイブのような関連性をもっていたりするんじゃないでしょうか。

例えばエレンの巨人は他の巨人を食べることで、その巨人の能力を得ることができますが、この食べることで能力を得るというそれも、旧誓約書の実を食べることで無垢を失い、裸を恥ずかしがるという知恵を取得したという旧誓約書の内容に類似しています。

というか無垢でなくなるというくだり自体が、無垢巨人が知恵の実を食べることによって知性巨人になる、知性巨人のなかに存在する知恵の実のエッセンスを九州することで知性巨人になるというくだりは、旧誓約書の内容そのまんまな気がします。

全ての知性巨人が他の知性巨人を食べることでその力を吸収できるという説明は今のところされていません。

巨人の骨髄を摂取すればエルディア人は巨人となれるこよはわかっていて、それが知性巨人の場合はその力を奪えるわけですが、

すべての知性巨人が知性巨人の能力を奪えるかどうかまでは明らかにされておらず、となるとそれができるエレンは既に証明済ですが、その”進撃”と似たような汎用性をもっている”女型”がそれを行えてもそれほど不思議はないかなぁとも思います。

旧誓約書でも知恵の実を食べたのはアダムとイブですし、ありそうな感じがします。

ただポルコもエレン食べようとしてたよね…

ポルコも「始祖を奪還する!」とか言ってエレン食べようとしていたんですよ。やっぱ「奪還」なんて言っているんだから、吸収できるのかな。

ただあれが「取り込む」意味でいっていたのか、口の中にしまい込んで半殺し状態にしておくつもりだったのか、単に「殺すつもり」でいっていたのかは不明ですけど。

あの後もう一度エレンが巨人化してまだそんな力が残ってるのか…なんてこぼしてましたし、これ以上巨人化はできないとして口の中に入れておくつもりだったのかも。

というか作中で相手の巨人能力を吸収できるって明示的に言っているのはエレン側の人達(調査兵団とか)だけなんじゃないですかね。もし違ったら教えてください。

ライナーもエレンに始祖の力があることが分かったとき、「一番渡っちゃいけないやつの手に渡っちまった」みたいなことを言っていましたが、

自分が始祖を食べることでその力を吸収することをイメージして何かを言っているような言い方と言い切れないような気がしています。

単にマーレ側に持ち帰って管理するべきだったのに、というニュアンスでいっていただけかもしれないし。あのタイミングでエレンが始祖だったことがわかったので、

やっぱりマーレ側が女型が、あるいは知性巨人が他の知性巨人を食べることで能力を吸収できることをしっていて、かつもっと早いタイミングでエレンに始祖の力があったことが判明したとしたら、たとえばアニがエレンを倒したときに持ち帰るとか考えずに食べちゃってたかもしれませんね。

まぁとにもかくにも、エレン以外の知性巨人が他巨人を吸収してくれないと証明のしようがないのでなんともいえませんね。

アニは未だにかったい水晶体の中でおねんねしてますので。その辺の進展がないとなんともいえませんが、仮に進撃と女型がそのような役割を担っているのだとすると、この作品の見方もまた変わってくるのではないでしょうか。

ウ゛ー゛ン゛ど゛う゛で゛し゛ょ゛う゛!!(長嶋

巨人だけに。アーオカシーオッホホホフフ

しかし考えてみれば考えてみるほど、ホントよくできてますよね進撃の巨人は。ちょっとおかしいところはあるものの話の筋は通っているし、矛盾もないし、いい感じに謎を残してくれてる。何か謎がわかるとまた新しい謎が生まれて、読者はそれに引き込まれる。

素晴らしい。

当然私は最終回まで付き合うつもりですが。今後の展開が楽しみですね。

追記:あー…そういえば戦鎚もアニみたいに水晶体の中にいましたね…あれが硬質化と同じもので、巨人研究の薬とかで後天的に得たものとするとやっぱり他巨人も吸収できるのかな…

というかヨロイ・ブラウンなんてさもライナーと結びつくような薬の名前だったといい、エレンが吸収したのは鎧巨人タイプの硬質化ってだけだったのでは…

アハハハ… 頭痛い…(空耳



追記の追記:勝手で不躾なご依頼ですが…:もしこの考察をしてほしいとかご依頼があればご気軽にどうぞ!私は考えることが趣味の暇人ゆえ、種をくれると喜びます。この記事へのコメントでもツイッターのDMでも結構です。運営者情報のyahooメールは反応に送れるかもしれませんが定期的にチェックしておりますのでもしよろしければどうぞ!

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