共同体意識のコツ





※ 共同体意識についてはアドラーの共同体感覚と、こちらの記事でも私の解釈をまとめておりますので、そちらをお読みいただければと思います。

自由を”幸福に謳歌する”ための認知論

共同体意識をもつ”定義”はシンプル考える

例えば、会社の人間関係について考える場合は

「同じ会社で働いている人」で良い。同じ会社で働いているから仲間である、とみなし、それ以上は考えない。

感覚的にピンとこないなら、今隣にいる同僚や上司を仲間として認識することから始めて見るとよい。

物資的に明確な基準のみにするのである。そうすればおのずと他人の頭の中について考えなくなる。

他人の内面について考えようとしてしまうと、その時点で悩みの種を増やす行為になってしまう。

他者の内面という他者の課題に侵入してしまっているのである。

自分が評価されているとか、回りにどう思われているか、ということを考える必要は、本当に全くない。

「考えなければならない」と思っているかもしれないが、そんなことは本当にまったくない。

そもそも他人の内面は自分がどうあがこうともわかることはないのだ。

脅迫されているかのような形で気を使ってしまっているのは、完全にNGなのである。

だからそれを全く意識しなくても良い。物質的にほぼあきらかである”事実”だけをベースとし、仲間かどうかを区別するだけでいいのだ。

この感覚はさらに伸ばしていくこともできる。

「取引先」、「顧客」など、自分とかかわるすべての人々、全ての5感で認知できる万物はは仲間であると考えることもできる。

非常にシンプルかつ、明瞭な考え方である。それ以上疑いようがないからである。

他人の気持ち、他人の内面といった目に見えないものをベースにしようとしない考え方。

だから目に見えないものと目に見えるものの区別は日ごろから習慣づけ、切り分けていくことが肝心である。

人というのは自分で考え、自分で認識を改めていくという経験を自分でしていかないことには思い込みはいつまでも思い込みのままだからだ。

ある何かに対する解釈は他人がやるものでなく、常に自分がやるものなのである。

(余談:哲学という存在は皆己の内面という世界にのみ存在するのだ。哲学とは考えること、思考そのもの、解釈そのものであり、それは自分の世界以外に存在しないのだから。)

会社で働いている全ての人間は様々な個性あれど全て「仲間」である。

自分が相手に好かれているかどうかは既に関係がなく、例え相手が自分のことを嫌っているかのようにみえようが侮辱しているかのように聞こえようが

「同じ会社にいる」以上、仲間であることが変わることはない。自分がそこにいて生きているのなら、回りの人は仲間なのだ。

シンプルな人生こそが究極の洗練なのだ。

むしろ、他人の態度や発言を元に、普段何をどう相手が認知しているのかについて会話をするための判断材料となり、

相手と話し合いをして、悩みを聞いてあげたりする時のキーとして使うことができる貴重な情報として使うことについても考えられるようになるのである。



「問題」という概念に対する意識も変わる。

それまでは「自分に対してデメリットをもたらす事象」を問題と捉えていたものが、

「誰かにとって不幸となりうる事象」という認識の仕方に変わっていく。

何をどう認知しているのか、どのように見ているのかというのが、人間の感じている世界である。

ゆえに歪んだ認知の仕方、思い込み。そういったものが人を不幸にする可能性を秘めている。

誰かが悩んでいたらそれに気づいて、解消してあげる助けをすることができれば、その人はもっと幸福に生きていけるのではないか、と考えられるようになるのだ。

相手のために何かしたいというのは、こういう意識からも生まれてくる。

自分の利益のための問題解決ではなく、相手の利益、ひいては、皆の幸福のための問題解決のために何かをしようと考えるようになるのだ。

友情や恋人なら

・連絡先を交換している

・遊びの誘いを受けてくれる

・話してくれる。笑ってくれる。

というような自分の目などで判断できる物質的担保を元に判断すればよい。

そしてそれ以上探ろうとしてはならない。

もし相手が拒否をするならそこは潔く引くか

もし自分が望むならなぜダメなのかについて話し合いをしてみるべきだろう。

特にこのような問題は、恋愛、夫婦などの間柄においてはありがちな問題なのではないかと思う。

「思っていた人と違っていた」という乖離が発生しやすい。それだけ相手に多くの一方的な期待をかけていることの証明でもあるのだが、

なぜそう思ったのかについては一度自分の中で考えてみるとともに、

相手のことを知るために話し合いをすることも、また重要なのである。

それによって誤解や一方的な思い込みが解け、関係が改善することもあるし、

逆に全く目的がかみ合わずお互いがお互いの足をひっぱるような関係性になってしまっていることに気づき、その関係を終わらせた方がいいと判断することもできるようになる。

とにかく相手の課題、相手の内面で起こっていることについて「思い込むこと」「ためこむこと」はしてはいけない

>話し合うのである。本当にこれは重要なことなのだ。



「共同体意識」と「思い込み」は対極の概念であるように思う。

「共同体意識」を明確にしていこうとすればしていくほど、思い込みは小さくなっていくからである。

「共同体意識」とは他人に対する認知を改め、自分と相手の境界線を引くための感覚である。

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